本ソフトウェアをご利用頂き有り難うございます。
本ソフトウェアはDMM.comにて提供されているブラウザゲーム「艦隊これくしょん ～艦これ～」のスクリーンショットを撮影するためのソフトウェアです
主に以下の機能を持ちます

• 指定したキーの押下によるスクリーンショットの撮影
• スクリーンショットの連続撮影
• ゲーム画面のみに自動トリミング(設定によりON/OFF可能)
• 撮影時に通知(設定によりON/OFF可能)

本ソフトウェアはフリーウェアです。自由にご使用くださって構いませんが、改変・再配布はご遠慮ください。
全ての著作権はashtrotに帰属します。
ただし、撮影したスクリーンショットの画像に関する著作権等は対象となるコンテンツの権利者が保有します。

本ソフトウェアを使用したことにより生じた全ての障害・損害・不具合などに関しては一切の責任を負いません。
各自の責任においてご利用ください。

Microsoft .NET Framework 2.0または3.0または3.5のインストールされているWindowsパソコン
※Windowsタブレットについては未対応です

kancollescreenshot.zipを適当なフォルダに解凍してください。
初回起動時に実行ファイル(KanColleScreenShot.exe)のあるフォルダにいくつかのファイルを作成するようになっています。
解凍したフォルダによっては管理者として実行する必要があります。

以下のファイル・フォルダを削除してください。レジストリ等は使用していません。
※状況によっては一部のファイルは作成されていない場合があります。

• "KanColleScreenShot.exe" ファイル
• "kcss_setting.setting" ファイル
• "kcss_errors.log" ファイル
• "kcss_help.html" ファイル
• "readme.txt" ファイル
• "kcss_help_files" フォルダ

解凍して出来た"KanColleScreenShot.exe"を実行してください。初回起動時には以下の様な設定ウィンドウが開かれます。

設定を行い"設定"ボタンを押すと、ウィンドウが閉じスクリーンショットを撮る準備が整います。
次回以降の起動では設定ファイルから設定を読み込むので設定ウィンドウは自動で開きません。

スクリーンショットを撮る対象になるウィンドウを指定します。
予めブラウザを起動し、艦これのゲーム画面を表示しておいてください。

上の画像のような"ウィンドウのタイトル"コンボボックスの右端の"▼"をクリックしてください。
クリックすると、今現在開いているウィンドウのタイトルの一覧が表示されます。
この中から艦これをプレイ中のウィンドウのタイトルをクリックして選択してください。
リストから選択せずに、自分で入力することもできます。
※対象になるウィンドウを特定するために、ワイルドカード(*)などは使用できなくしています。ご注意ください。

撮影時の動作に関する設定項目です。

• "対象ウィンドウがアクティブな場合のみ撮影する"チェックボックス
  このチェックボックスにチェックが入っている場合は、キャプチャする対象のウィンドウがアクティブな状態のみ撮影を行います。
  アクティブでは無い状態(他のウィンドウの裏になっているなど)でスクリーンショットキーを押しても撮影しません。
  逆にチェックを外している場合は、ゲーム画面が他のウィンドウで隠れていたとしてもキャプチャを行います。
  ※チェックの状態にかかわらず他のウィンドウによって隠れている部分は撮影できません(隠しているウィンドウが撮影されます)
• "ゲーム画面だけを切り抜いて保存する"チェックボックス
  撮影時にゲーム画面を自動で識別し、ゲーム画面のみをトリミング(自動トリミング)した画像を保存します。自動識別に失敗した場合はトリミングしていない画像を保存します。
  この機能を使用する場合は、設定した背景色(後述します)がゲーム画面を1ピクセル以上囲んでいる状態になるように、ブラウザのウィンドウを調整してください。
• ゲーム画面の大きさ設定
  艦これのゲーム画面の大きさを指定します。通常の使用では変更する必要はありません。拡大して使用しているなどの場合は環境に合わせて数値を変更してください。
• "背景色を選択する"ボタン
  このボタンをクリックするとブラウザの背景色を選択するダイアログが表示されます。ここで指定した色を"背景色"として認識します。
  ※何らかの方法で背景が複数の色で構成されている場合(グラデーションなど)は自動トリミングが正常に働きません
  指定した背景色はボタンの右の四角内に表示されます。
• "切り抜く前の画像も保存する"チェックボックス
  このチェックボックスにチェックが入っている場合は、トリミングを行う前の画像も一緒に保存します。保存場所、ファイル名については後の設定で変更できます。

連続撮影に関する設定項目です。

• "連続撮影を行う"チェックボックス
  このチェックボックスにチェックが付いていると、後ほど設定する条件に従って連続で撮影を行います。
• "撮影間隔"
  連続撮影を行う間隔をミリ秒(1秒の1000分の1の時間です)単位で設定します。設定上は1ミリ秒まで設定出来ますが。実際に撮影できる間隔はお使いの環境に依存します。
• "連続撮影の種類"
  "押している間"と"次にスクリーンショットキーが押されるまでの間"の２種類があります。
  
  • 押している間
    キーを押している間のみ連続撮影を行います。キーを離すと連続撮影を終了します
    
  • 次にスクリーンショットキーが押されるまでの間
    1度スクリーンショットキーを押すと連続撮影を開始します。次にスクリーンショットキーが押されると連続撮影を終了します。

撮影時に表示する通知について設定します。

• "撮影時に通知する"チェックボックス
  このチェックボックスにチェックが付いていると、撮影が成功した場合にディスプレイの右下(環境によって変わります)に通知を表示します。指定時間が経過すると自動で閉じますが、早く消したい場合は通知をクリックすることでも消すことができます。
• 通知の表示時間
  通知を表示する時間をミリ秒単位で指定します。この指定した時間が経過すると通知は自動で閉じられます。
  指定した時間が経過しなくても、次の新たな通知が表示されると古い通知は自動で閉じます。
• "保存ファイル名を表示する"チェックボックス
  通知に保存したファイル名を表示します。
• "サムネイル画像を表示する"チェックボックス
  このチェックボックスにチェックが付いていると、通知に保存した画像のサムネイルを表示します。自動トリミングが有効で元画像も保存する設定になっている場合は、自動トリミングを行った画像を表示します。
  ファイル名もサムネイルも表示しない場合は「撮影しました」と表示されます。
  
• "サムネイルクリックでファイルを開く"チェックボックス
  このチェックボックスにチェックが付いていると、通知に表示されているサムネイルをクリックすることでサムネイルで表示されている画像を開きます。
  このチェックが外れている場合は、クリックすると通知が閉じます。
• "連続撮影時にも通知する"チェックボックス
  このチェックボックスにチェックが付いていると、連続撮影中でも通知を表示します。
  連続撮影の間隔によっては視認できない場合もあります。

キーの押下状態の監視についての設定を行います。

• 監視間隔
  キーの押下状態の監視間隔をミリ秒単位で設定します。数値が少なければPCへの負担が増えますが、キーを押してから実際に撮影されるまでの時間は短くなります。逆に数値が大きくなればPCへの負担は減りますが、キーを押してから実際に撮影されるまでの時間は長くなります。

スクリーンショットキーの組合せについての設定を行います。

• 修飾キー
  後ほど設定するメインとなるキーと一緒に押される修飾キーの設定を行います。
  チェックが付いた"Shift"、"Ctrl"、"Alt"、"Windows"キーが修飾キーとして認識されます。
  例えば、"Shift"と"Ctrl"にチェックが付いていて、メインのキーが"PrintScreen"キーだった場合は「Shift + Ctrl + PrintScreen」を押した場合にスクリーンショットが撮影されます。
• メインキー
  "修飾キー"の右にあるドロップダウンリストでは、スクリーンショットキーのメインになるキーを設定します。
  ドロップダウンリストから設定したいキーをクリックして選択してください。

※スクリーンショットキーについての注意点
本ソフトウェアはキーの押下状態を監視して合致するキーが押されていれば撮影をするように作られています。そのため他のソフトウェアのショートカットキーやホットキーに影響を及ぼしません。
例）"PrintScreen"キーをスクリーンショットキーに設定していた場合:クリップボードにデスクトップのスクリーンショットが保存されます(Windows標準の動作です)。他のスクリーンショット撮影ソフトが"PrintScreen"キーをホットキーに設定していた場合は、そのソフトウェアも(撮影条件に合致すれば)動作します。

画像ファイルの保存形式を設定します。

ドロップダウンリストからクリックして選択してください。

撮影したスクリーンショットの画像ファイルを保存するフォルダを設定します。

• "画像の保存フォルダ"入力ボックス
  画像の保存フォルダを入力するテキストボックスです。自動トリミングが有効になっている場合は、トリミング済みの画像がこのフォルダに保存されます。
  右の"参照"ボタンからフォルダ選択ダイアログボックスを表示して選択することもできます。
• "元画像は別の場所に保存する"チェックボックス
  このチェックボックスはトリミング前の画像も保存するが有効になっている場合のみ効果があります。
  このチェックボックスが有効になっている場合、トリミング前の画像は"元画像の保存フォルダ"(後述)で指定されたフォルダに保存されます。
• "元画像の保存フォルダ"入力ボックス
  先の"元画像は別の場所に保存する"チェックボックスが有効になっている場合に、元画像を保存するフォルダを入力するテキストボックスです。
  右の"参照"ボタンからフォルダ選択ダイアログボックスを表示して選択することもできます。

画像のファイル名について設定します。

• "ファイル名の書式を設定する"ボタン
  ファイル名の命名規則を設定するダイアログを表示します。ダイアログの詳細については後述します。
  
• "拡張子を小文字にする"チェックボックス
  このチェックボックスにチェックが入っていると、画像ファイルの拡張子を小文字にします。チェックが入っていないと大文字になります。

このダイアログボックスでは、本ソフトウェアが画像ファイルのファイル名を決める際に使用する命名規則を設定することができます。
基本的には入力ボックスに入力した文字列がそのままファイル名になります。
(例えば「kanss_test」と入力していれば、「kanss_test.bmp」などのファイル名になります)
しかし、管理する上では日付や日時などが入っていた方が便利です。
そこで本ソフトウェアでは"\[1桁の数字][アルファベット1文字]"で設定される特殊文字を用いることで、実際に保存される時に特殊文字が特定の数値や文字列(西暦や日時など)に置き換わるようになっています。
具体的にどの文字が何と置き換わるのかはダイアログボックスを参照してください。

※同じファイル名のファイルが既に存在する場合
同名のファイルが既に存在する場合、ファイル名の末尾に()つきの数字が追加されて保存されます。

　
"設定ウィンドウ"の"終了"ボタンを押すか、タスクトレイ内の"艦撮"アイコンを右クリックして出てくるメニューの"終了"をクリックしてください。

艦これをプレイ中に、本ソフトウェアが起動している状態でスクリーンショットキーを押してください
艦これのウィンドウを閉じている場合はエラーが発生します。タブ形式のブラウザでアクティブなタブになっていない場合などはエラーが発生したり、アクティブタブのみが撮影されたりするのでご注意ください。

タスクトレイにある艦撮のアイコンを右クリックしてください。

• 画像の保存フォルダを開く
  保存設定で設定した画像の保存フォルダを開きます。
• 元画像の保存フォルダを開く
  保存設定で設定したトリミング前の画像の保存フォルダを開きます。
  元画像は別の場所に保存しない設定になっている場合や、トリミング後の画像もトリミング前の画像も同じフォルダに保存する設定になっている場合は、このメニューは表示されません。
• 設定
  設定ウィンドウを開きます。
• ヘルプ
  ヘルプ(本ファイルです)を開きます。
• 艦撮について
  本ソフトウェアのバージョン、著作権情報などを表示します。
• 終了
  本ソフトウェアを終了します。